第六師団 少佐 曽祖父の話

私の曽祖父は、日本陸軍で少佐をしていました。

ひ孫の私は、そんな曽祖父の軍事手帳を大事に保管しています。

癖のある字で軍事手帳には、その時代のことが書き綴られています。

私は曽祖父の軍事手帳を読み解くことで、曽祖父のこと、曽祖父の生きた時代を知ろうと思います。

まずは、軍隊手帳から読みたいと思います。

軍隊手帳には、持ち主の経歴などが書かれています。

所 属

第六師団

履 歴

昭和二年十二月一日 幹部候補生として歩兵第十三連隊 第十中隊に入隊

昭和三年二月一日歩兵一等卒

同年四月二十一日第九中隊へ編入

同年五月一日歩兵上等兵

同年自五月八日至 五月十一日 大矢野原に於ける戦闘射撃・矢・加

同年八月一日伍長の階級に進む

同年九月十三日第十中隊に編入替

同年十月一日軍曹の階級に進む

同年同月二十九日より十一月一日まで四日間秋季連合演習に参加

同年十一月二十日幹部候補生終末 試験に及第

同年十一月十四日詮衡会議可決

同年十一月三十日満期退官

昭和五年八月十八日勤務演習の為 第十三連隊第六中隊○召入隊

同年九月八日召集隊除

昭和六年三月三十一日 任歩兵少尉

昭和六年四月一日 正八位

昭和八年十二月一日 特志として歩45i附

幹部候補生は出世のスピードが早いですね。

ひいおじいちゃんは頑張って軍人として働いていたことが伝わってきます。

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